禁煙外来で本当にやめれる努力を身につける

その一つが「禁煙外来」です。
今や禁煙は国を挙げて取り組む問題であり、そのために健康保険を使って禁煙治療を受けることが可能となりました。

でも禁煙外来にいけない人は…

禁煙外来は12週間で5回の受診が基本です。
その間に医師のアドバイスのもと、禁煙に取り組みます。
禁煙補助のための薬を処方してもらいそれを使用しながら行なうことで、受診者の約80パーセントが4週間以上の禁煙に成功しているというデータもあります。
しかし、すべての医療機関で禁煙外来を実施しているわけではなく、また何度も受診する時間がないという人もいるでしょう。
そんな人なら、薬局や薬店などで手に入る禁煙補助の薬を使用するのが手軽で簡単かもしれません。

ニコチンパッチとニコチンガム

禁煙補助薬は主に2種類あり、一つはニコチンパッチ、もう一つはニコチンガムです。
ニコチンパッチはニコチンを含む絆創膏のようなもので、腕やお腹などに貼ることで皮膚からニコチンを吸収させてタバコを吸いたくなった時のニコチンの禁断症状を緩和させるというものです。

使用方法は商品によって多少異なりますが、だいたい1日1回、1枚を起床時から就寝時まで貼ります。
これを6週間続け、その後ニコチン量を半分にしたパッチに変えて同様に2週間使用します。
この計8週間で無理なく禁煙ができるプログラムとなっています。

ニコチンガムはニコチンの含まれたガムで、これはタバコを吸いたくなったときに噛むだけです。
噛むことでガムの中に含まれたニコチンが放出されるので、ニコチンの禁断症状を抑えることができます。

1日に使用する量は特に決まっていませんが、だいたい4~6個、喫煙量の多い人は9~12個を4週間ほど続けて、徐々に噛む量を減らしていきます。
1日の使用個数が1~2個になったら使用をやめても、吸いたい気持ちはあまり起きないはずです。

このような方法を「ニコチン置換療法」と呼んでいます。

ニコチン置換療法のメリット

「でもニコチンを摂取するならタバコを吸っているのと同じでやっぱり身体によくないんじゃないの?」という人もいるかもしれません。

しかし、タバコにはタールという発がん物質や身体に酸素欠乏をもたらす有害な物質が含まれていますが、ニコチン置換療法ならこれらの物質を摂取することはありません。

いずれも禁煙外来でも使用することのある処置法なので、安心・安全な上に効果的であるといえます。