ニコチン置換療法で禁煙支援に向かう

簡単に禁煙できないのも事実、それは喫煙者自身が一番よく知っていることでしょう。
これまで何度も禁煙にトライしてきたけれどもそのたびに失敗している人の何と多いことか、それほどまでもタバコをやめることは難しいのです。

禁煙できないのはニコチンのせい

タバコがやめられない最大の理由はニコチンの依存性にあります。
禁煙できないのは本人の意志が弱いからだとよく言われますが、実はタバコを吸うことでニコチン依存症になってしまっていることが原因なのです。

そしてその依存性は麻薬に匹敵し、禁断症状は麻薬に勝るとも劣らないともいわれるほどなのです。
だから意志だけでどうこうなることではなく、禁煙するためには適切な処置が必要なのです。

禁煙補助薬が効果的

その処置方法として、禁煙補助のための薬を使用するのもいいでしょう。

禁煙補助の薬にはいろいろありますが、ニコチン置換療法もそのひとつです。
ニコチン置換療法とは、禁煙をしている最中にニコチンの禁断症状が出た時、タバコに代わってニコチンのみを体内に摂取することで禁断症状を緩和させるものです。

禁断症状が少なくなればタバコを吸わなくてもつらさを感じる度合いが少なくなるので、薬によるニコチンの摂取量を徐々に減らして禁煙へと導くことができるというわけです。
本人の意志だけで禁煙を実行するよりもニコチン置換療法をすることで禁煙成功率は約2倍になるとされます。
ニコチン置換療法には主に2つの種類があります。

ひとつはニコチンパッチを使用するもの、もう一つはニコチンガムを使用するものです。

ニコチンパッチはニコチンの含まれた絆創膏のようなシートを腕やお腹などに直接貼り付けることで、皮膚からニコチンが吸収され血中のニコチン濃度が保たれる仕組みになっています。

1日1回貼るだけなので非常に簡単で、商品によりますが約2ヶ月程度で無理なく禁煙できるのがメリットです。

ニコチンガムはニコチンの含まれたガムで、噛むことでニコチンが放出されて体内に吸収されることでニコチンの禁断症状を緩和するというものです。

吸いたくなったら噛んでいると、徐々に噛みたくなる回数が減ってくるのを実感できるはずです。

1日に噛む量は最初は4~6個を目安に徐々に減らしていき1~2個になった時点で使用をやめますが、その時点ではほとんど禁断症状が出なくなっているでしょう。

禁煙成功までの目安は約3ヶ月です。