タバコがやめられない人のガムやパッチ

そんな状況に耐えられず、また家族や恋人などから禁煙を望まれてタバコをやめようとしている人はたくさんいますが、なかなか禁煙に成功するのは難しいようです。
タバコが身体に悪いのは、タバコに含まれる三大有害物質のせいです。

タバコの三大有害物質が及ぼす影響

まず、タールはタバコを吸ったときにフィルターに黄色く付着するべっとりとしたもので、いわゆる「ヤニ」という言い方をされます。
タールには60種類以上の発がん性物質が含まれています。
次に、一酸化炭素は酸素の200~250倍の能力でヘモグロビンと結合するので、正常な血液への酸素の運搬機能が阻害されてしまいます。
その結果、体内組織の酸素が欠乏することとなるのです。
三つめがニコチンで、血管収縮作用をもたらし発がん性も認められます。
これらは健康を損なうだけでなく、命に係わる重大な病気を引き起こします。

タバコが引き起こす病気といえば多くの人が肺がんを思い浮かべるでしょう。

しかしそれだけでなくさまざまがんを引き起こすことが明らかになっていますし、脳卒中や心筋梗塞、脳梗塞、慢性気管支炎、胃潰瘍、歯周病などの病気にも大きな影響を与えます。

喫煙によって体内の活性酸素が活発化し、寿命も10年短くなるともいわれます。

病院や薬で治す

このようにさまざま病気の原因となる喫煙ですが、タバコをやめることは簡単ではないようです。
その理由は、ニコチンによる依存のせいです。

ニコチンの依存性は麻薬並みで、その禁断症状も麻薬に匹敵するといわれます。
ですから、この依存症を治すためには、禁煙外来などで治療を受けることが大切なのです。
禁煙外来は12週間で5回の診察を受けるのが基本です。

その間に医師からアドバイスしてもらい、禁煙補助のための薬の処方を受けます。
すべての病院で禁煙外来を実施しているわけではなく、また忙しくて病院に行く時間のない人もいるでしょう。
そんな人には、禁煙補助の薬を薬局や薬店で手に入れるといいでしょう。

禁煙補助薬にはニコチンパッチやニコチンガムなど数種類があり、これらは禁煙外来でも処方されるものです。
喫煙は前述したように依存症ですから、本人の意志だけで抜け出すことは難しいのが実情ですから、こういった禁煙補助薬などを有効に使用しながら禁煙にチャレンジすることが必要です。